店舗概要
店 名 | 仙北屋 西田五兵衛商店 |
---|---|
代表者名 | 西田修平 |
住 所 | 〒996-0026 山形県新庄市大町20-1 |
電話番号 | 0233-22-3201 |
営業時間 | 8:30~18:30 |
休 業 日 | 年中無休(1/1を除く) |
駐 車 場 | 店舗前にお停めください。 |
クレジットカード | 各種お使いいただけます。 |
電子決済 | paypay,aupay,d払い,LINEpay等お使いいただけます。 |
創業からの歴史
1627年、戸沢藩主が新庄入部。譜代町人としてこの地に
西田家は秋田県千北市角館がルーツ。戸沢藩御用達の譜代町人であり、国替えに伴い新庄に移り、居を構えました。
創業時は造り酒屋と糀の販売をなりわいとしました。戸沢藩から醸造の権利を受けて家業とした資産家であり、両替商なども手掛け、商売は繁盛しました。
藩主が城外に出る「御馬出口」に店を構えた
店舗北側の通りは藩主が城外に出る時に通る道。よって店頭の通りは人の往来が多く、定期的に「市」が開かれ、各地からの生産者が店を出し、品定めする人で賑わいました。
その「市の」総元締めが当店でした。生産者へ代金を立て替えて支払い、購入者から回収していました。
戊辰戦争で焼失、やむなく廃業
幕末の1868年(慶応4年)、戊辰の役が起こりました。官軍に属した新庄藩は庄内藩に攻め込まれ落城。城下のほとんどが焼け失せ、同商店も廃業を余儀なくされましたが、造り酒屋は断念したものの、程なく糀の販売を再開しました。
また米穀類や呉服、べっ甲細工、ランプ、眼鏡などの贅沢品を扱うなどしながら、城下の「何でも屋」として人々の生活を支えた。
終戦後は衣料品などの日用品の卸売りを
1947年に19代目恵三が新庄に戻り店を継ぎました。激動の時代でありましたが、下着などの衣類や化粧品の卸売りをはじめました。
その後、修平が1971年に帰省し、20代目として後を継いでからは創業からの糀の製造・販売に力を注ぎました。家庭の味だった味噌がライフスタイルの変化により、家庭では味噌が作れなくなり、当店に委託製造の注文が増えました。
地域に寄り添い、お客様のニーズに応えていく
現在は2013年に帰省した長男・英之が21代目として店を継いでおり、糀・味噌づくりを担っています。各学校の指定制服やたばこ、洋品雑貨なども扱っています。
今後も時代の変化に対応し、糀・味噌製造販売の本業を軸に、地域のニーズに応え、新たな商材の開拓を進めています。